Worldcoin(ワールドコイン)専用アプリであるWorldAppはもらった暗号資産(仮想通貨)であるWLDを保有するためのウォレットとしても機能します。
そのため受け取った状態でそのまま持っていればWolrdApp自体がWLDを入れるお財布になってくれます。
WLDの値上がりに期待してそのまま保有しておきたい人にとって一番簡単な方法は、WorldApp上にそのままWLDを保有しておくことです。
またWorldAppではWLD以外にも、以下の3つの暗号資産を管理することができます。
- デジタルドル(USDC.e)
- BTC(WBTC)
- ETH(WETH)
WLDからデジタルドル(USDC.e)への交換や、逆にデジタルドル(USDC.e)からWLDへの交換はWorldApp上で完結して行えます。
交換にあたりWorldcoin側にユーザーから支払う手数料はゼロですが、交換する際のスプレッドは発生するので実質的な手数料は発生します。
WLDも含め、これらのChainはすべてOptimismです。
以下、WorldApp上で管理できる4つの暗号資産について簡単に解説します。
WLD
WLDはWolrdcoinプロジェクトの独自の暗号資産です。
総発行枚数は100億枚です。
WLDはOrb認証によって人間であることが確認でき、WolrdIDを獲得した人が定期的に入手できる暗号資産です。
デジタルドル(USDC.e)
デジタルドルと表記されているものは、米ドルに連動する暗号資産です。
ドルに連動する暗号資産は一般的にステーブルコインと呼ばれています。
ドル資産として使用できるため、暗号資産市場では広く流通しています。
WorldApp内のデジタルドルはOptimism chain上のUSDC.eです。
主要なステーブルコインであるUSDCとは別のものになるため外部に送付する場合はご注意ください。
ETH(WETH)
WorldAppでETHと表記されている暗号資産はWETHです。
WETHはイーサリアム(ETH)の価値に1対1でペグされているERC-20トークンです。
通常ETHはERC-20標準に準拠していません。そうすると、イーサリアムネット上の多くのスマートコントラクトやDApps(分散型アプリケーション)で直接使うことができなくなります。
WETHはこの問題を解決する為に設計された暗号資産です。
こちらもOptimism chain上で発行されているものになります。
bitbankなど国内暗号資産取引所でOptimism chainでの入出庫が行える取引所もありますが、WETHには対応していないため直接送付してしまうと資産が失われてしまいます。
十分にご注意ください。
BTC(WBTC)
WorldAppでBTCと表記されている暗号資産はWBTCです。
WBTCはビットコイン(BTC)の価値に1対1でペグされたERC-20トークンです。
こちらもWETH同様、ERC-20標準に対応することで、様々な場所で容易に使用することができる暗号資産です。
それぞれの暗号資産は「ウォレット」タブ上で保有額を確認したり、入出金が可能です。
ぜひ色々試してみてください。